沖縄で見てくださった方から

沖縄 シアタードーナツさんでの上映に足を運んでくださった方が、写真と感想を送ってくださいました。私たちも沖縄に行きたいと思いながらも、コロナ禍の影響大きくお伺いできなかったので、こうして様子を教えていただけるのが本当に嬉しいですね。

・お話している被爆者の方達が、インタビュアーを信頼しているからこそ・・・という印象を諸所で感じました。

(県外の我々がこの作品をつくったことに対してー)

・被爆された方の置かれた状況もさまざまで、同じ場所にいた人だからこそ、話しにくいというのがあるのかもしれない。(広島出身だが)広島でもそういう現実があるということを先日聞いたところでした。

2作目、楽しみにしています!

という感想でした。

こうして離れていても1つの作品を中心に、フラットに議論しあえる、認め合うことができること、感謝です。

8月9日 舞台挨拶を終えて

8月9日 長崎原爆の日にヒューマントラストシネマ有楽町にて 「a hope of Nagasaki 優しい人たち」の舞台挨拶を行いました。

165席のシアター、一部コロナ対策で間引き席があるものの満席となりました。感染対策をしっかりと実施した上で、開催させていただきました。

舞台には、松本和巳監督、主題歌を歌う海宝直人さん、劇中曲を作曲演奏しているアルパ奏者の小野華那子さんが登壇。それぞれ作品に込めた想いをお話くださいました。

お越しくださった皆様、有難うございました。

TOKYO HEADLINE WEBに掲載頂きました(舞台挨拶)

TOKYO HEADLINE WEBに8月9日にヒューマントラストシネマ有楽町で開催した舞台挨拶の様子を掲載頂きました。

舞台挨拶には松本和巳監督、海宝直人さん、小野華那子さんが登壇しました。

インタビュー 作詞・作曲 井筒節

本作の主題歌「坂道」の作詞・作曲を担当くださった井筒節先生。作品に込めた想いを寄稿して下さいました。

長崎は、私にとって思い出深い街です。

2001年、大学院生だった私は、国が、県と市と人々の協力のもと行った研究の現地事務局を担当していました。1945年に原爆を体験された方々の心身の健康について、中でも「心」や「気持ち」に特に目を向けてうかがい、必要なサービスによりアクセスしやすくしようという取組みでした。事務局といっても、日本各地からの調査員の受入れ、漁村や農村にうかがうための何台もの車の手配、大量のカセットや電池の買い出しといった作業に追われ、街を巡ったり、長崎のおいしいお料理をいただいたりする時間はなく、毎朝6時前に調査票の印刷をお願いしに行く際の、海越しに臨む稲佐山が思い出の風景です。その時、何百人もの体験者の方々からうかがったお話は、私の生きる礎になっているように思います。


その後、私が開発途上国や国連で働くことになったのも、長崎で教えて頂いたことがきっかけの一つでした。世界では今も数百の紛争、そして迫害や差別が進行しています。その中で、多様な文化や考え方の「違い」をめぐる壁にぶつかると、NYから長崎に飛び、稲佐山のホテルから街を眺めては、かつて長崎でうかがった一言一言を思い出し、力をもらったものです。

松本監督から、被爆者の方々のドキュメンタリー映画への協力依頼を頂いた時、関わらせていただいて良いものか迷いつつ、作品を観ました。

人間の光にも影にも触れながら、皆さんが口々におっしゃる「恨みなどない」という言葉に、強く心動かされました。今と同じく、76年前に長崎にあった家族の時間、友情、悲しい出来事、愛、毎日の生活。

10人の皆さんの人生の一端を共有していただき、人生と人間の未来に光を感じました。監督に感想をお伝えする中で、最後に主題歌があった方が良いのでは、海宝直人さんにお願いしたらとお伝えしました。美しい歌声と生きる喜びや痛みを深く伝える表現と真摯なお人柄が、この映画を観終えたお客様の心を温かく灯し、映画に出演された方々の思いを次世代に繋げる輪を広げて下さるように思ったからです。そして、海宝さんとスタッフの皆様は、ご多忙極めるスケジュールをぬってそれを実現して下さりました。更に、若くして様々な大作の指揮を務められる森亮平さんに編曲とピアノをお願いできたら最高だと更に我儘を言うと、ちょうど「レ・ミゼラブル」福岡公演の休演日にお一人長崎の原爆資料館を訪れたばかりという森さんが、美しいアレンジと演奏をして下さりました。海宝さんや森さんとスタッフの皆様の才智と心のこもった作品作りを垣間見せて頂けたことは、多くの音楽制作に携わらせていただいてきた中でも、特別な経験でした。

曲は、長崎を思って書いたものです。

その後、この映画は、国連でも紹介され、海を超えて様々な人々に届きました。コロナ禍で上映が延期になりながらも、東京大学をはじめ、様々な学校や、渋谷ヒカリエで開かれた映画祭等で特別試写を重ね、ついに日本各地で上映されることになりました。UNiTeやEMPOWER Projectの若い方たちが深く共感し、長崎大学や長崎原爆資料館とも連携しながら、様々な形で協力されていたことにも感銘を受けました。

SNSやワイドショーを通して、声の大きい人の強い言葉が飛び交う時代。でも、本当は、声を上げない人の方が多い。そこには、とても大切な思いや真実があると思います。これまで戦争体験を語ることがなかった10人の皆さんの言葉や表情の中に、私は、人や生きることの本質を教えていただきました。事情も知らずに誰かを責めたり、争ったりするのではなく、困難な時も、自分の心の中の、そして、世界中の聞こえない声や心にしまわれた気持ちと事情に心を寄せ合うこと、そして、批判より感謝を大切にすることこそ、平和につながる、大事なことのように感じます。

東京大学総合文化研究科 井筒節

朝日新聞に掲載されました(8月4日)

8月4日の朝日新聞2面、朝日デジタル の両方に松本和巳監督のインタビューが掲載されました。

長崎に通い続けた想い、認めあう大切さなど取材していただきました。

偶然の出会いや長崎の穏やかな空気に支えられて

映画 a hope of Nagasaki 優しい人たちは劇場公開させていただく運びとなりました。

お近くの方は是非、劇場に足を運んで頂けますと幸いです(事務局より)。

6日から有楽町、名古屋、神戸で始まります。

沖縄も大変な状況ですが、公開中です!

8/6〜 ヒューマントラストシネマ有楽町

https://ttcg.jp/human_yurakucho/movie/0746800.html

8/6〜 シネ・リーブル神戸(1週間限定)

https://ttcg.jp/cinelibre_kobe/movie/0746800.html 

8/6〜 名演小劇場(名古屋)

http://meien.movie.coocan.jp/lineup.html

7/29〜 シアタードーナツ(沖縄)

https://theater-donut.com/

8/13〜 シネ・リーブル梅田

https://ttcg.jp/cinelibre_umeda/movie/0746800.html

長崎市 学校上映会

長崎市 茂木中学校にて学校上映会が開催されました。

8月9日に向けて、平和を考えるきっかけになれば嬉しいですね。

a hope of Nagasaki 優しい人たち は 被爆した瞬間の恐怖、苦しさだけではなく、一人一人の暮らしや思いに光を当てています。

現代の子ども達にとって戦争や紛争は身近に感じる機会が少ないですね。

本作を見てくださった方に「親戚のおばあちゃんと話しているみたいだった」と言われることがよくあり、この感想を聞くと嬉しく感じます。

それはいかに身近に感じてもらえるか、自分に置き換えて考えることができるかを大事にしているからです。

鑑賞感想ー長崎先行試写会より

※感想の一部を抜粋させて頂きました


ーーー長崎に生まれ育ち、小さいころから原爆の話や平和教育は身近なものではありましたが、これまでは「原爆の恐ろしさ、凄まじさ、残酷さ」を訴えるものが多かったと思います。
今回の映画から感じたことは、それとはまったく違う印象でした。
私の頭の中の「原爆・平和教育」がアップデートされたような感じで、本当に今回、この映画に出会えたことが大きな意味を持ちました。

人を知れば、その人と争うことなんてしたくないはず。ちょっと知り合いになるだけでも、ちょっとその人に優しくなれたり、、困っていたら声をかけてみようかな、となります。
戦争やいじめ、そして地域の子供の貧困問題、近所の一人暮らしの高齢者、介護問題、、などなど、、、そういった身近な問題も、きっと、人を知ることから、何か変えられるのかな、と思いました。


ーーー自分のおじいちゃんやおばあちゃんが側で話してくれている様な温かみがありました。
壮絶な被爆体験のお話と、当時言ってはいけなかった心の中の本音のお話を聞いていく内に、だんだんと引き込まれていきました。
戦争は二度と起こしてはいけない、いじめはダメという言葉が響きました。
みなさんが現在は幸せだという言葉を聞けて本当によかったです。